2008年09月15日

m9休刊 m9(^Д^) プギャー

「m9」って言う晋遊舎発の雑誌が休刊≒廃刊するっていうことをコラムニスト小田嶋隆のブログで知りました。
この雑誌は僕の敬愛する羽生生純先生が表紙を書いており、また、僕の生き方に大きな影響を与えたクーロン黒沢氏がコラムを書いていたりするなど、個人的には好きな雑誌でした。創刊号の大槻ケンヂのインタビューとかも良いなあとおもいました。
記事の内容的にもワーキングプアとか中国とかネットマスコミとか売れそうな感じなのに、休刊するんですね。
でも、内容の面白さと雑誌が休刊するって言うのは関係なくて、雑誌を買う人がすくないから休刊するんじゃいっていうのも違う気がします。
というのも、以前文化系トークラジオライフで誰かがそんな感じのことをしゃべっていて、なるほどなあと思った記憶があり、そのおぼろげな記憶を頼りに記述してみました。ようは需要と供給をよみ間違えただけって言う。
で、このm9って雑誌とオシャレとの関係についてなんですが、こういった雑誌を読むことによって読者の中にたまるものっていうのは、ものの見方であったりさまざまな語句であったりまあ、十派一絡げに薀蓄といってもいいものかなあと思います。そしてオシャレっていうのは突き詰めていくと、薀蓄の世界に入っていくような気がします。
僕は洋服屋へ上着を見に行ったのですが、店員さんにいろいろ薀蓄を語られました。今期のそのシリーズはサイズ的にはツーサイズほどアップしているんですが、アームホールの部分などのシルエットが微妙に変化していまして、より幅広い人に来ていただけるようになっていますよ。とか。
たくさんの分類するための語句があって、何のための語句?何のための分類?ってことになってしまいそうです。
でも、そういった語句は自分の好みなり、なりたいすがたにちかずくために必要なもので、より多くの語句を知っていたほうがより無駄のない服をまとえて、より酒の肴の小話みたいなんが楽しめるようになります。
たとえばピーコは迷彩のアイテムなどミリタリーもののアイテムは身にまとわないといっていました。
その理由はって問われると、だってね、あたし、戦争には反対だからって言っていました。
こういうのが酒の肴の小話としてしゃべれることによってアップするものがオシャレ度であると僕は考えます。





posted by クレマスター at 01:39| Comment(12) | TrackBack(7) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月01日

ほしのあきのバーチャルクローン

hoshino.jpgびたいちオシャレではないけど、可愛いなあ。
右サイドバーに取り付けました。
↓配布元
http://www.cyberclone.jp/parts/hoshino/hoshino_blog.html

posted by クレマスター at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月12日

脱オタの先に待つもの




インターネットが普及してきたことによって、ブランド戦国時代というか、ネットマーケティングにばっちり成功することによって新たな巨大ファッションブランドが誕生、ネット上のマーケティングにうまく成功しなかったブランドの衰退、と言ったような状況が生まれるのかと、三年前ごろ僕はドキドキしていたのですが、まったくそういった動きが見られないことに驚く。

今好調なネット展開をしている事業と言えば、zozotown位だと思うのですが、その売り上げが何によって保たれているのかと言えば、ユナイテッドアローズ、ビームス、シップス、といった既存のセレクトショップのすでに築きあげられたブランドイメージなのだと思います。

どんなブランドが人気なのかというリサーチ方法の一つに、ヤフオクの検索単語の多さを調べる方法があります。
そんな感じで調べてみると、上位には、有名セレクトショップや雑誌で取り上げられている回数の多いブランドがずらっと並ぶわけです。ネット発のファッションブランドはそこに登場しません。

ちょっと前に脱オタという言葉がはやりました。オタクファッションを抜け出し、オシャレになってもてようと言ったような趣旨の言葉で、そういった脱オタ関連の本やサイトには普段言語化されない部分のオシャレとは何かってことが、言語化されていて、とても興味深いなあと思いました。
↓こことかですね。勉強になります。
http://www.oxiare.net/fashion/

このサイトを参考に多くの人が脱オタできたのではないかと僕は考えますが、その光ともいえる効用の裏側にある闇の部分と言うか、弊害としては、脱オタ関連の言説の多くが、オシャレの感覚を磨くためにはやはり雑誌しかないという結論をうち出してることだと思います。

かくいう僕も雑誌文化の影響の下で日々服を買ったり、ブランドを知ったりしているわけで、雑誌が悪いともいえないんですが、なんというか、もっと雑誌から離れた部分で草の根的にと言うか、個人の力の集まりみたいな感じでブランドとかが出来上がってほしいという思いもあります。

パリコレ、ミラノコレクション、トウキョウコレクションとかいろいろコレクションはあるけど、やはりネット上ではそういったコレクションに対する議論も盛り上がっていない気がします。

盛り上がるのはユニクロの話ばかりと言うのも悲しい。ファッションについて解説するサイトも歴史あるブランドばっか紹介するってのも悲しい。

SPAなんかを用いてユニクロはありえないくらいの低価格高品質を達成したらしいです。一方でルイビトンとかジルサンダーの店舗にはばか高い意味のわかんない値段で服とかが並んでいます。その中間を担っているのは多分リアルクローズとか呼ばれるSPAを取り入れつつ程よい高級感、程よい価格を実現しているローズバットとかハレとかなのかなあと思うんです。

で、僕の希望する世界ってのは、ローズバットとかハレとかの品質と値段で、もっとデザイナーの個性を打ち出したブランドがたくさんあってほしいってことなんだと思います。リアルクローズ系の服はデザインした人の顔やブランドの個性みたいなものが見えないってことが大きな不満の一つですね。
あと、それがネットで買える状態になればいいんじゃないかなあといった感じでしょうか。

ただ、そもそもネットのヘビーユーザーやウェブ業界の人々≒インターネットはファッションという分野にあまり興味がなさそうなイメージがあります、なので、そういう世の中は多分やってこないのだとおもいます。
posted by クレマスター at 03:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月18日

ロジャーズのイノベーション普及理論

アパレルのセレクトショップのターゲット層についてググッてたら、
ロジャーズのイノベーション普及理論っていうのを知った。

こことかが詳しいと思う。あとキャズムとかの説明もありますね。

細かいところは読む気がしないので、なんとなく理解したつもりになっておこうと思った。
電通とかでもたぶん巨額のお金をかけてトレンドを予測したり、売れるように売れるための広告を的確に打ってるのだろうけど、当たりもあればはずれもある。そんなもんだと思うマーケティングなんて。書を捨て街に出よう!という言葉が思い浮かんだ。
posted by クレマスター at 07:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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